勉強のスタート時期は、皆さんの生活環境や確保できる勉強時間、学習経験によってかわります。また、独学なのか、資格学校を活用した通学・通信での学習なのかによっても違ってくるでしょう。
資格学校のカリキュラムのうち、早いものでは前年の8月・10月頃からスタートするコースがあります。
早めのスタートをすることで、初学者の方でも法律の用語に慣れながら、余裕をもって計画的に学習を進めることができます。また、年明けの1、2月頃からスタートする速修コースもありますので、自分の年間スケジュールにあわせて最適なスタート時期を選択してください。
社会保険労務士試験は、学習内容が生活に身近で理解がしやすい反面、その範囲の広さから「忘却との戦いの試験」とも言われています。資格学校に通い、短期集中で資格取得を目指す皆さんは、学校のカリキュラムに沿った効率的な学習を進めるためにも、1日でも早く学習をスタートしてください!
学習をすすめるにあたって、次のようなポイントに注意しながら取り組んでみてください。また、不安だらけで学習してもなかなか頭に入らないので、合格者の合格体験記などを参考に、他の受験生の工夫した学習方法などを大いに参考にしてみてください。
さすがにすべてを丸暗記するのは無理・・・。身近な法律だからこそ、自分なりにイメージしながらひとつでも多く理解できるよう取り組んでみてください。
大切な項目は、過去の本試験でも繰り返し出題されています。基本的な項目(土台)をしっかりと構築しながら、応用項目を上乗せしていけるようにしましょう。 通学生の方は講師の「ここが大事!」の一言に敏感に!
総合得点が高くても、選択式・択一式ともに足きりラインに引っかかってしまい、1点で涙することもある試験です。全科目で安定的に7割〜8割の得点がとれるよう、苦手な科目をつくらないように気を付けて学習をすすめてください。
通学されている方は、毎回の講義の内容で不明確なところを積み残さないことが大切です。積み残してしまうとそのまま苦手な科目に・・・。だからこそ、毎回の講義で遠慮せずに講師の先生に質問してください! 質問してもしなくても、受講料はかわりません。
社会保険労務士 東京経営管理事務所
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